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Channel: ヤマネ製作所な日々
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第68呟【USBチェッカーRT-USBVATMを分解してみる。】

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第68呟【USBチェッカーRT-USBVATMを分解してみる。】

 秋月電子通商でUSBチェッカーを買って来た。リチウムイオン電池の充電容量を確認する目的で積算電流値と通電時間とを表示できるタイプにした。そして電流値を測るためのシャント抵抗の値を知りたくてバラしてみた。

060100021 淡い水色のスケルトンボディがなんとも美しいLCD表示タイプのUSBチェッカーです。

060100031 で早速ケースを外して分解。LCD液晶パネル側から見たところ。バックライトには白色LEDを使ってます。

060100041_2 基板裏側にはチップが三つ貼り付いています。左端のSOPは電流計測用チップでMAX471、真ん中には名称不明なLCD駆動用マイコンチップ、右端のSOPはデータ記録用のシリアルEEPROMでATMELの24C02でした。

060100051 電流計測用チップのMAX471は自身に35mΩのシャント抵抗を内蔵しており高精度な計測が可能です。最初は数十mΩのチップシャントが載っているはずと思って探していたのですが、一向に見つからずアンプらしきSOPの型番調べてみたらこれがなんと専用品でした。

060100081 RT-USBVATMは計測した電流値を積算表示したり、実際に電流が流れていた時間を計測してメモリーに記録する機能があります。このシリアルEEPROMに記憶しておくのでUSBポートから外してもデータは消えずに残っています。

060100091 状況を確認したのち、ケースにしまう前に剥き出しのままで通電表示してみます。ケースの色を拾っている訳でもないのに淡い水色で何ともイイ感じ。今回は特に改造しなくてもそのままで十分使えるので手を入れる様なことは止めておきます。

※分解は各人の意思で行うこと。それによって生じる責任を負うこともお忘れなく。


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