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Channel: ヤマネ製作所な日々
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100均ライト改造報告No.21(6/12照度データ記載:5LEDスタンドライト改三式)

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 ダイソー製の5LEDスタンドライトと日本トラストテクノロジー製のUSBボイスLEDランプとを組み合わせた10LEDスタンドライトを製作しましたのでご報告。前者のボディーと、後者のライトヘッドとをニコイチにしてます。これで5LEDから10LEDになって流せる電流が増やせるので格段に明るくできます。そして今回の改三式では搭載するリチウムイオン電池をシリンダー形から角型に変更したことで大容量化が図れ、LED電流を増やしても点灯時間はそれなりに維持しています。

Img_06501 ダイソー製5LEDスタンドライトのボディーは比較的に大きいので大型な電池を詰めるのが利点であり、日本トラストテクノロジー製USBボイスLEDランプはライトヘッドが10LEDなことが利点です。そこでそれぞれの良いところを併せてみた訳です。
 照度測定しておきました。結果は400Lux@50cm、1100Lux@30cmでした。

Img_065211 USBボイスLEDランプの10LEDはφ4.8mm帽子形を使っていましたが、そのままでは暗いので全て3チップ並列型のLP-AWME56F1Aへ入れ替えています。これなら1灯あたり70mA流すとして10個で700mAものLED電流を流せます。

Img_06431 5LEDスタンドライトのボディー部分へ積み込むリチウムイオン電池モジュール。改および改二式では18650形シリンダータイプを使っていましたが、今回の改三式では角型セルを4枚重ねてモジュール化したものを搭載します。これの出所は→第80呟【リチウムイオン電池パックを分解する⑨】を参照のこと。元の単セルは1850mAhの容量を持っているシロモノですので、4枚並列接続モジュールとしては7400mAhの容量になります。

Img_06451 角型リチウムイオン電池モジュールを詰め込むと言っても、ご覧のとおり寸法的にはギリギリな大きさになってしまいました。

Img_06181

Img_06261 角型リチウムイオン電池モジュールを詰め込むため、元の単3形3本電池BOXは根こそぎ除去しなければなりませんでした。写真の様に跡形もなく綺麗サッパリと大胆にカットします。

Img_06471 配線をやっつけていきます。LED駆動はAMC7135を二つ並列接続して350mA×2=700mAの定電流を10灯LEDに流します。いつものようにVDD端子をスイッチングするやり方で電池からLEDまでのパワーラインは直結にしています。

Img_06481 配線を終えて組み込んだ後の裏側の様子。改及び改二式では裏ブタは開け閉め可能でしたが、今回の改三式は閉め切りにします。よってリチウムイオン電池の充電は、ボディー内部に充電制御基板を内蔵することとし、専用のUSB端子をボディー部分に設ける予定です。

 完成後の1stチャージでは、15時間掛かって7530mAh吸い込みました。公証容量は1850mAh×4並列=7400mAhなので、これならヘタレじゃない可能性を十分に期待できます。なお連続点灯時は700mA定電流放電となりますので、10時間弱といったところでしょうか。

※分解と改造は各人の判断にて行い、それによって生じる責任を負うこともお忘れなく。


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